寝ている間の歯ぎしりは無意識なため、普段噛んでいる力より何倍も強い、体にとって異常な力になります。
その結果として、次のような危険性があります。
・歯がすり減り、欠ける、割れて抜かなければならない状態になる。
・歯だけではなく歯ぐきにも負担がかかり、歯周病が悪化する原因になる。
・顎の関節に負担がかかり、顎関節症という、口が開きづらい、開くときに変な音がする、痛みが出る、等の状態になる。
・噛む筋肉に過剰な負担がかかり、周囲の筋肉に影響を及ぼすため、頭痛や肩こりの原因になる。
・睡眠時無呼吸症候群とも関係があるという研究結果がある(無呼吸症候群の場合はスリープ・スプリントという別のマウスピースが有効とも言われています)。
上記の症状の他にも朝起きると顎が痛い、一緒に寝ていて歯ぎしりを指摘された、口が開きにくいなどの心当たりがある方はご相談ください。
料金は保険診療で3,000円位なので、リスクを考えると試してみる価値はあると思います。