患者様から許可を頂いた代表的な歯並びの症例のみ掲載させていただきます。
1)やえ歯

20代女性の症例です。

前から4番目の歯を上下左右4本抜いて、インビザライン矯正を行いました。

歯を抜いたスペースに犬歯を移動させ、前から2番目の歯を手前に出してきました。
この後全体的な調整を行い、トータルで約3年間の治療となりました。
2)でこぼこの歯並び



20代男性の症例です。
治療前



歯を抜かずにインビザライン矯正を行った症例です。
上下の歯が舌側に倒れ込んでいて、前歯が前後にずれて並んでいました。
3カ月後



3カ月後です。倒れ込んでいた奥歯を起こし、できたスペースに前歯を並べています。歯と骨の状態によっては、この症例のように短期間で見た目が改善する場合もあります。
治療終了

奥歯の調整と前歯のブラックトライアングルの閉鎖などを行い、矯正期間は約1年間で終了となりました。
3)深い歯並び(Deep bite)



10代前半の女性の症例です。
治療前




歯を抜かずにインビザライン矯正を行った症例です。
上下の歯が深くかみ込んでいて、笑っても下の前歯が見えない状態でした。
10カ月後




矯正開始から約2年後、大人の歯がほぼそろったので、現在最終仕上げを行っています。
患者さんはほぼ満足してくれている様子ですが、成長後の顔と歯の上下の比率がベストな位置に来るように、ここから前歯の高さとかみ合わせの深さ、上下の歯の真ん中のずれを調整していきます。
深い歯並びは放置しておくと出っ歯になってしまうことがあるので、注意が必要です。
矯正が終了したら、また写真をアップさせていただけることになりました。
4)閉じられない前歯



10代女性の症例です。


上下左右の前から4番目を抜いて治療を行いました。
7カ月後


光加速装置を使用して約7カ月経過時点の写真です。
ご希望により最優先で見た目を改善し、この後全体的な改善を行う治療を行いました。
最近、前歯の間にすき間があって黒く見える状態(ブラックトライアングル)を心配する患者様が増えてきました。
今回は対策として歯の根っこを少し近づけることで、黒い部分をふさいでいます。
インビザラインの場合はシミュレーションの段階ですき間が見えるので、比較的対策がしやすいのも特徴です。
歯科矯正のリスクについてはこちらをご覧ください。
ビフォーアフターの写真を掲載する際は、リスクも掲載することが義務付けられているので、こちらに書かせていただきます。大切な事なので、是非ご覧ください。
リスク
・人によっては痛みを感じることがあります。休憩をしたり、動く速度を緩めたり、対策を講じながら治療を進めていきます。
・マウスピースを装着しないと歯が動かないため、せっかく払ったお金が無駄になってしまうことがあります。そうならないよう、目標や人生のゴールなどをできる範囲で共有して、見た目も中身も良い方向に変わっていけるように頑張ります。院長はあまり偏見などをもたないタイプだと思います。